ドッグフードの原材料と犬種別の対応

トイ・プードル用のフード

トイプードルに与えるのに適しているのは、良質のタンパク質を含み、有害物質は無添加で、犬が好んで食べるフードです。
さらに骨や筋肉の健康をサポートし、毛並みなど外見の美しさを引き出してくれる物が理想的です。
また、犬の状態によっては、アレルギー等に対応している事も大切です。
ここでは、フードを選ぶ時のチェックポイントと、お勧めのドッグフードをご紹介します。

食べやすい形状か

トイプードルの小さい口には、小粒のフードが向いています。
また、かむ力が弱ければ、カリカリのドライタイプより、ソフトドライやセミモイスト等の軟らかいタイプの方が食べやすいです。
商品Aは、ソフトタイプとしては唯一のトイプードル専用フードです。
ライフステージに合わせて、成犬用・6歳以上用・10歳以上用の3種類があります。
眼の健康が気になるトイプードルのため、ブルーベリー果汁を配合しています。

美しい毛並みを保つ成分が入っているか

トイプードルの巻き毛を美しく保ち、かわいいカットを楽しむためには、皮膚と被毛の健康に配慮したフードを与え続ける必要があります。
そのためには、ガンマリノレン酸・EPA・DHAといった不飽和脂肪酸といった成分が有効です。
商品Bは、ガンマリノレン酸を豊富に含むルリチシャ油や、EPAとDHAを多量に含む魚油を配合し、皮膚や被毛の健康をサポートします。

人工添加物不使用か

酸化防止剤のエトキシキン・BHA・BHTや、発色剤の亜硝酸ナトリウム、着色料等の化学合成添加物は、アレルギーやガン等につながる可能性があります。
これらの添加物が成分として表示されている場合は、犬の健康のために避けた方が安全です。
商品Cは、日本より安全基準の厳しいオランダで製造された、合成添加物フリーの安全なドッグフードです。
トイプードルには、5㎜の小粒タイプの1kgか4kgパックをお勧めします。

原材料はヒューマングレードか

人が口にする食品の基準と比べると、ドッグフードの品質基準は、かなり低く設定されています。
犬により安全な物を食べさせたいと思うなら、ヒューマングレードの原材料だけを使用しているフードを選ぶと良いです。
商品Dは、人も食べられる高品質で安全性の高い素材だけで作られています。
小粒なのでトイプードルも食べやすく、人工添加物を配合していない良質のフードなので、涙やけや目やにの軽減も期待できます。

主な原材料は肉類か

犬は本来肉食であるため、肉類を主原料にする事が望ましく、筋肉量が豊富なトイプードルは、肉類から良質のタンパク質をたっぷり摂取する事が必要です。
商品Eは、原材料の80%以上が新鮮なニワトリや七面鳥などの高級肉で、成分の38%以上がタンパク質という、犬本来の食事を再現した理想的なフードです。

グレインフリーか

犬は人と違って穀物の消化が苦手なので、穀物不使用(グレインフリー)の方が胃腸への負担が少なく、主食として適しています。
商品Fは、穀物や人工添加物を使わずに作ったイギリス産のドッグフード。
チキンを46%も配合し、高タンパク・低炭水化物なので、トイプードルの骨格を丈夫にし、毛並みを美しく保つのに役立ちます。

アレルギーに配慮しているか

アレルギー持ちのトイプードルの場合、アレルゲンが特定できていればその食材を原材料とするフードを避けます。
アレルギーの原因物質が分からない場合は、アレルギーを起こしやすい食材を含まないフードを選んで下さい。
商品Gは、小麦・トウモロコシ・牛肉・鶏卵・乳製品など犬がアレルギーを起こしやすい原材料を排除し、生ラム肉を55%以上配合しています。
また、免疫機能に悪影響を与えやすい酸化防止剤等の添加物も使用していないので、アレルギーを起こすリスクが低くなります。

以上、トイプードルに適したドッグフードを見分ける際の注意点と、お勧めのフードをご紹介しました。
それぞれの犬によって、重点的に注意するべきポイントは違います。
最適なフードを選べるのは、犬を一番理解している飼い主さんだけです。
愛犬の様子をよく観察して、より健康的に生活できるフードを選んで下さい。