ドッグフードの原材料と犬種別の対応

カナダ産のドッグフード

カナダ産のドッグフードは、カナダ国内の厳しい規制の元で流通しています。
その安全性と確かな品質から世界中で人気があり、日本でもペットショップやネットショップで数多く販売されています。

安全性が高い!

カナダには、商品の表示についての法律(消費者容器包装法)があり、これにのっとり、カナダ産業省が主導して「ペットフードの表示と広告に関するガイドライン」が定められています。
また、カナダ食品検査庁(CFLA)やカナダペットフード協会(PFAC)が制定する基準もあります。
カナダ産のドッグフードは、これらのきまりに沿って製造・販売されています。
このように原材料や成分について厳しい規制があるので、愛犬の食べ物として安全であるという安心感があります。
またパッケージの表示内容が細かく指定されているので、購入時に知りたい情報を得られます。
愛犬にとって良いフードといえるかどうか、判断材料が多いので、初めてカナダ産のドッグフードを買う飼い主さんも、より良いフードを選ぶ事ができるでしょう。

高品質なフードを提供するブランドが多数!

日本で販売されているカナダ産のドッグフードは、総じて原材料が良質です。
タンパク質が38%以上のもの、善玉菌のプロバイオティクスを配合したもの、脂肪分を44%カットしたものなど、メーカーやブランドごとにこだわりがあります。
価格帯は100g40円台から250円を超えるものまで様々です。
ここでは、とくに人気の2つのブランドをご紹介します。

世界一健康的なペットフードに与えられる賞である「ペットフード・オブ・ザ・イヤー」を3年連続受賞するなど、多くの受賞歴を誇るA社のドッグフード。
新鮮骨なし鶏肉や乾燥鶏肉といった地元産の高級原材料を使用し、人工香料・穀物を加えずに、自社キッチンで作られています。
大手通販サイトからも手軽に購入でき、100gあたり160円未満というリーズナブルな価格も手伝って、リピーターが多いのが特徴です。

ドッグフードは大切な家族の食事というスタンスから、人が食べられる食材で作られているB社のドッグフード。
人の食事を調理するのと同様にオーブンで焼き、栄養素を壊さず吸収率の高い状態で閉じ込めています。
合成保存料・香料・穀物不使用で、食物アレルギーにも対応しています。
良質な素材の風味を生かした味わいで、ドッグフードが嫌いな犬も喜んで食べるほど食いつきが良いとの評判。
愛犬のアレルギーや少食に悩む飼い主さんにとって、とても嬉しいフードです。

並行輸入品はお得?

カナダ産のドッグフードを買う時に、成分以外に気をつけたいのが、正規品かどうかという点です。
インターネットでフードを選んでいると、同じドッグフードでも正規品より低価格の「並行輸入品」が見つかることがあります。
成分は同じだし本物だから商品に差はなく、安い方がお得な気がしますが、そうとも限りません。
カナダで作られたドッグフードは、太平洋を7,500km以上船に揺られて日本に届けられます。
正規品は温度や湿度などをしっかり管理されて、カナダでの品質を保ったまま日本に届きます。
これに対して並行輸入品の場合は、通常の荷物に混ざって運ばれるので、夏や湿度の高い時期には変質の恐れがあります。
ドッグフードには、高温多湿にならず、直射日光が当たらず、避けた風通しの良い場所で保存するように注意書きがあります。
輸入中の保存状態が、これらの条件に反していれば、賞味期限よりも早く劣化する事も考えられます。

ドッグフードは、愛犬の体をつくり健康を左右する大切な食べ物なので、値段だけにとらわれず、より良い品物を選んで下さい。