ドッグフードの原材料と犬種別の対応

輸入ドッグフード

現在、国産も外国産も多数のドッグフードが流通し、愛犬家は選択の幅が広がっています。
外国産のフードも色々な国から輸入され、国産のフードと比べて、とてもリーズナブルな物・より安全な物・高級志向の物…多種多様なフードが出回っています。
国産が安全とは限らないという、ドッグフードならではの事情から、高級輸入フードの人気が高まっています。
ここでは、輸入ドッグフードがどの様な物かをお話ししますので、フード選びの参考にして下さい。

安心安全

輸入ドッグフードについて、輸入の制限はありませんが、日本のペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)の規制を受けます。
この規制は鳥のエサを規制する飼料安全法より厳しく、食品に対する規制より緩やかです。
有害物質に対する基準が徐々に厳しくなっており、より安心して購入できる様になりました。

また輸入フードは、自国のドッグフードに関する法律に基づき製造されています。
日本へのドッグフードの輸出量が多いアメリカ・オーストラリア・オランダは、日本以上に厳しい法律があり、その基準の下に製造されているので、犬の健康に配慮した物になっています。

自国の法律と日本の法律、両方の基準をクリアしているので、安心です。
さらに、ドッグフードに関して厳しい法規制がある欧米産のフードなら、さらに安全と言えます。

高品質

ペット先進国である欧米の国々は、ドッグフードの歴史が長く、1860年にイギリス、1907年にアメリカで犬用ビスケットの販売が始まっています。
日本で最初のドッグフードが販売されたのは1960年の事ですから、かなり出遅れています。

アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス・オランダ等では、動物愛護についての意識が高く、犬は家族の一員という位置付けでフードが作られています。
そのため、人間が食べられる原材料のみ使用、健康を害する合成物質は無添加、など安全面では人の食品と同等であるドッグフードが多いです。
さらに犬本来の食性に照らして肉を主原料としたり、アレルギー犬に対応して穀物不使用にしたりする等、品質の高いフードが人気です。

高い費用対効果

輸入品は税金がかかる分割高と思われがちですが、ドッグフードについては、そうとは限りません。
ドッグフードの日本の関税率は、1kg当たり0円~36円です。
(平成28年4月1日現在) 日本の関税では、ドッグフードは 「飼料用に供する種類の調製品」に分類され、一般的に食品より税額は低いです。
原産国等により幅がありますが、無税の場合も多いのです。

ドッグフードの価格は、主に原材料の値段で大きく左右されます。
飼料用の穀物や効果抜群の合成保存料等を多用すれば原材料費は抑えられ、安いドッグフードができます。
人間も食べられる新鮮な肉を主原料とし、人工添加物を使わないフードの価格が高いのは当然です。
どちらを食べ続けた犬が健康で長生きできるかは、考えるまでもありません。
犬が病気になった時の高額な病院代等も合わせて考えれば、高級輸入フードのコスパは高いと言えるでしょう。

輸入フードの注意点

以上のように避ける理由がない輸入ドッグフードですが、たくさんの輸入フードの中からより良いフードを選ぶため、注意したい点があります。
まずは、原材料をよく見て、愛犬に食べさせたい物で作られているか、食べさせたくない物が入っていないかを確認して下さい。
肉を食べさせたいなら、原材料の最初の方に鶏肉や牛肉などが書いてある物を選びます。
体に害のある物を食べさせたくない場合は、エトキシキン・BHA・BHT・亜硝酸ナトリウム等の添加物を避けると共に、全ての原材料を公表しているフードメーカーの商品を選ぶと良いでしょう。

また、輸入フードには、「並行輸入品」と表示している物があります。
並行輸入品は正規輸入品に比べて低価格ですが、品質面で問題がある場合があるので注意して下さい。
輸入フードのほとんどは、海上コンテナで東京港や横浜港に到着します。
長い船旅の間、正規輸入品は犬の食事として品質管理をされますが、並行輸入品は通常の荷物として運ばれてしまう事がほとんどです。
さらに正規輸入品は、製造時から日本向けに工夫されている事が多いです。
長期の輸送や日本の気候に耐え得る様、国内向けの物より水分を減らしたり、パッケージの材質を変更したりしているメーカーも少なくありません。

輸入フードを購入する際には、原産国・原材料や成分・正規輸入品かどうかをよく確認して、より安全で高品質な物を選んで下さい。